シーバスパターンの中でも外すことのできないバチ抜けパターン。そろそろシーズンインしそうな感じだったので調査してきました。
バチ抜けという言葉を初めて聞く方のために簡単に基本情報を。
そもそもバチとはゴカイやアオイソメなど多毛類の一部の総称であり、このバチが産卵のために水中に出てくることをバチ抜けと言います。
バチ抜けが起こる時期は冬から春にかけて起こる。地域によって差があるが、早い所では12月くらいから始まり、長いところでは6月頃まで続く。
バチは走光性で光に集まる習性があり、潮に身を任せて流れたいため潮が動くタイミングで抜ける。このことから一般的には満月の大潮・中潮が良いとされる。
さて、そんなわけで条件が被る良いタイミングだったため調査してきた。
やっぱりシーバスの一大イベントなため同じ考えの釣り人がいろいろなところで釣りをしているw
いろいろポイントを回りながらできるだけ水温が高いエリアへ入る。
ちらほらバチの姿を確認できるが数は少ないしサイズも小さい。
でも時折水面に波紋が立ちシーバスが捕食している様子もある。
始まってますね
数少ない手持ちのバチパターン用ルアーをキャスト。久し振りなので動きやレンジを確認しながら時合待ち。
時合が来ると、、、
ルアーはド定番のfeel!今回は目視で確認できたバチサイズに合わせて100SGを使用。このルアーは3本フックで全くバラす気がしないw
確実に釣りたい、釣らせたい時には間違いなくコレですね
コレもド定番マニック。サイズは95
feelよりもケツ振りが小さいので、バチの動きが悪い?少ない?時と、feelよりも飛距離が欲しい場面で使用します。この身震いする動きは人間も魅了されますw
個人的にバチ抜け用のルアーに関しては動きの違いでfeelとマニックがあれば十分で、多種類を持つよりコレと決めたルアーでカラーやサイズバリエーションを増やした方が効果的な気がします。
実際に、いろいろなルアーを投げましたが、クリア系には反応が無く、マットカラーの方が反応が良かったです。
今回、どの魚も口の中にはバチは入っておらず、体型も痩せているため、まだまだバチ抜け初期であることが伺えますね。釣果も日によってムラがあり、10匹釣れた日もあればホゲた日も…。
これからどんどん盛んになっていくバチ抜け。
時合が読み易く、釣りやすいため初心者の方が増えるのもバチ抜けシーズンの特徴。トラブルを防ぐためにもお互い気遣いを忘れずに釣りを楽しみたいですね!
【タックルデータ】
ロッド:オリムピック ヌーボアルジェント862L
リール:シマノ 13コンプレックスCI4+2500HGS
ライン:PE 0.8号+フロロ10lb
ルアー:reed feel100SG, DUO マニック95