待望の2000番台!24セルテートFC LT2000S-Pをインプレ

ライトゲームユーザー待望の2000番台が復活した24セルテートは何が進化した?歴代セルテートと比較します!

2024年の新製品で、特に注目されているダイワ 24セルテート。

10モデルからセルテートを愛用している私にとって、もちろん今回のモデルチェンジは非常に気になっていました。

特に!24セルテートは19モデルにラインナップされていなかった2000番シリーズがFCシリーズとしてラインナップしており、タフネス仕様を望むライトゲームユーザーには待望のモデルチェンジとなったのではないでしょうか。

私もその1人で、早速FC-LT2000S-Pを購入したのでインプレします。

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24セルテートをチェック!

仕様をチェック!

24セルテートは何が進化したの?という点を確認しましょう。

よくあるスペックはメーカーHPを見てもらえばわかるので、ここでは私が注目している点に絞って紹介します。

19セルテートとの比較、10セルテート2004(同じ2000番比較)の2部構成でお伝えします!

19セルテート比較!

私が所有している19セルテートLT3000-XHとの比較です。番手は異なりますが、シリーズ共通の部分について参考になればと思います。

ローター形状

機能面において私が何より嬉しいのがローター形状です。

軽量化のためにデザインは変更されていますが、10セルテートから続く形状でした。

見た目は格好良かったのですが、機能面では個人的には×でした。

というのも、ルアー交換時やラインシステムを組む時など、ラインを緩めた際に高確率でローター部にラインが巻き込まれてしまうんです。

ラインは魚との生命線なので、ラインが巻き込まれることによってダメージが入る(仮にダメージが無かったとしても、メンタル的にはかなりマイナス)のがとても嫌で、それが起こりやすいローター形状がとても嫌いでした。

24セルテートは新コンセプトのエアドライブデザインで、ローター形状がつるっとした段差が無い形状になっており、さらに、ラインが巻き込まれづらいように、ローターが少しボディ本体側に出っ張った形状となっています。

このローター形状は私にとっても待望の改善点であり、特にライトラインを使うFCモデルでは重要ポイントだと思います!

シックで格好良い

リールは機能が大事だと思ってるし、デザインの好き嫌いは個人差があるのであんまり言及しないんですが、、、

 

24モデルは正直メチャクチャ格好良い(笑)

 

大事なことなんで、強調してみました。笑

19モデルではスプールエッジやラインローラーにゴールドパーツが使われていましたが、24セルテートではシルバー・ブラック・ダークネイビーで統一されていてます。

加えて、シルバーパーツも全体的に光沢を抑えた色味になっているのも◎。

ダイワはデザインの良さも売りですが、24セルテートも非常に所有感を満たすデザインになっていると思います。

10セルテート2004との比較

続いて同番手での比較です。

比較が少し古いですが、どれだけ進化しているかがわかりやすいかなと思います。

圧倒的軽量化!

剛性の高さが魅力のセルテートシリーズは「重い!」というイメージがあります。

しかし、LTコンセプトになってからは剛性の高さを維持しつつも軽量化はされています。

10セルテート2004のリール自重:220g

24セルテートFC LT2000S-Pのリール自重:170g

なんと-50g

モノコックボディ化や、ザイオンローター化などの進化によってここまで軽量化されています。

それでいて、セルテートならではのカッチリ感や巻き感もしっかりあって、正統進化していると強く感じます。

最近では150gを切るような超軽量を売りにしているリールもあるので、それとと比較すれば重いという表現になりますが、絶対値でみれば十分軽量な域に入ると感じます。

ローターブレが皆無!

ライトゲームは非常に繊細な釣りです。

実釣してみないと気付かないことも多いです。

しかし、部屋でリールを巻いただけでもわかるくらいの改善がされているのがリトリーブ時のローターブレ。

巻いた際にローターに掛かった遠心力によってリールがブレを起こすことを指します。

10セルテートはうまくバランスが取れていないのか非常にこのローターブレを感じますが、24セルテートは全く感じません。

軽量なルアーを繊細に操作する釣りにおいて微小な違いも顕著に表れやすいですが、部屋で巻いただけでもわかるくらいの差であれば実釣に与える影響はかなり大きいです。

とてもストレスフリーになる改善と思います。

実釣編

まずはメバル・アジにて実釣してみましたので、インプレをしてみます。

軽量ロッドとの相性も問題なし!

近年のライトゲームタックルはどんどん軽量化されています。

今回、宵姫 爽53FL(自重:46g)と63UL(自重:54g)にそれぞれセットして使ってみました。

それぞれ非常にの軽量のロッドですが、そんな軽量ロッドと合わせても違和感なく使用できます。

しっかり剛性を感じられる使用感

リトリーブは非常にしっとりした感じで、軽量を売りにしたリールでは成しえない巻き感を感じることができます。

それでいて、ザイオン軽量ローターによって水中の変化も感じやすくなっていますし、必要な情報はしっかり得られます。

「あぁ、セルテートで釣りしているなぁ」を強く感じられる安心感がありながら、現代のライトゲームロッドともバランスを取れる自重に収まってきたのは本当に嬉しい点でした。

2000S-Pの仕様はどちらかと言うとメバル>アジ

今回はPEの0.3号を巻いて釣りしましたが、メバルリングでははPE0.4~0.6号あたりが標準と思います。

その太さのラインがピッタリ巻けるスプールキャパシティなのはとても良い点。

一方で、アジングで私がメインとする堤防やボートでは0.2号~0.3号あたりが標準なので、スプールキャパシティとしては大き過ぎます。

そこをメインとするなら少しラインキャパシティの少ないリールが欲しくなるなというのが正直なところ。

一方で、ローギアで64cm/回転の巻取量はド真ん中でアジング・メバリングどちらでも使用しやすい設定だと感じました。

ライトゲーム×セルテート = 新たな領域

待望のライトゲーム対応のFCシリーズが加わった24セルテート。

セルテートらしい使用感を得つつ、快適にライトゲームをこなすことができます。

軽量一辺倒な現代のライトゲームにおいて一石を投じるモデルになると思います。

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