2020の締めも東京湾ランカー便!!!この時期の攻略方法とは
2020年もブログをご覧頂いた皆さん、ありがとうございました。
2021年も引き続き当ブログをよろしくお願いします。
新年一発目のブログは釣り納めで行った東京湾ボートシーバス(ランカー便)についてです。
秋はビッグベイトでバンバン出るお祭り状態ですが、この時期になると簡単には釣らせてもらえません。
実際に行って体感したこの時期の攻略方法も含めて書いていきます。
年末年始の状況
10~11月はシーバスのベストシーズンだと一般的に言われています。
それはシーバスが産卵のために荒食いをする時期であるからです。
気温の低下や台風によって水がかき混ぜられることで水温が低下し、それがトリガーになります。
12~1月は秋の荒食いモードも少し落ち着き、まさに産卵モードに入る個体が混じります。
また、水温低下に伴い格好のベイトであるコノシロも東京湾から抜ける傾向で個体数はが少なくなります。
つまり、秋ほど釣れなくなるのです。
ただ、コノシロはまだまだ居ますし、動きがノロい特大サイズのシーバスは最盛期を過ぎ、他のシーバスが動かなくなったタイミングで活動することもあり、
釣れれればデカイ!という夢がある時期でもあります。
この時期のパターン
それでは実釣編です。
釣り方はもちろん自由です。
とにかくビッグベイトにこだわっても良し、普段あなたが実践しているスタイルで挑むも良し。
あくまで参考にして頂ければと思います。
攻略の基軸はミノー・メタルバイブがメイン
各ガイド船の船長によってスタイルが異なるかもしれませんが、オーシャンマスターはこの時期でもコノシロを追ってくれます。
ただ、コノシロがいたとしても秋と違って常に活性が高いわけではないです。
そこで、メインとなるのは12cmクラスのミノー。そして15~28gクラスのメタルバイブがメインになります。
日中のシーバスは基本ボトム付近で定位しています。
食う瞬間にガァ~っと上昇してきて食います。でも水温低下によって上昇してきてくれる距離が短くなると感じます。
そのため、ミノーも表層系ではなく2m程度潜るミノーが良いです。
それと、キビキビと動くアクションのミノーが強い気がします。
O.S.Pのルドラが釣れると人気なのはこの2つの要素が揃っているからですかね。
今回は残念ながら活性が低く、ミノーのタダ巻きでは釣れませんでした。
ミノーでハマったのはメガバスのX-80マグナム+1のジャーク。
流れの強いところに入ったところでジャークで魅せて食わせる感じでした。
ジャークも強すぎるとダメでで、絶妙な力加減が必要であったのと、ジャーク後のテンションも張りすぎず緩めすぎず絶妙のテンションにしないと食ってこないというシビアすぎる状況(笑)
一方のメタルバイブはそういうシブい状況でも反応が良いです。
その理由として私が思っているのは
①シーバスの活性は水が動くと上がる
②水を動かし寄せたシーバスがコンパクトな見た目で躊躇なく口を使う
③シーバスが定位するポジションに近い位置をトレースできる
からだと思っています。
コチラは比較的安定した釣果。
IP-26、ビッグバッカー辺りが良く反応していました。
ノーマルのアイピーはフックが弱いので、ランカーの来る可能性が高いこの釣りには特に不向きなので、線径が大きく強度に優れるシングルフック搭載のモデルがオススメです。
実際に、同行者が89cmのビッグサイズを釣り上げたのもコレでした!
よりアピール力を高めたい状況ではコチラに分があります。
ビッグベイトは時合を効率よく狙え
どうしてもビッグベイトへの反応は悪くなります。
“シーバスが居ないから食わないのか”
“シーバスは居るけど、ビッグベイトに反応しないのか”
今回この辺をスゲー意識してみたんですが、私が出した結論は後者です。
シーバスはそこに居るけど、ビッグベイトには食ってこない。
本物のビッグベイターならその状況で以下に食わすかを考えるんでしょうけど、私は効率重視で投げ続けることはあまりしません(笑)
でも、ちゃんとビッグベイトに反応するタイミングがあります。
そしてそんなタイミングであればシーバスはビッグベイトで狙った方が効率よく良型のシーバスを釣ることができます。
なので、ビッグベイトで反応する時合いを狙って効率よく狙うことをオススメします。
そのタイミングはいつなのか。
①朝マズメ
②夕マズメ
③ミノー・メタルバイブで連続ヒット
まずはこんなタイミングを狙ってみると良いと思います。
今回は②と③が絡んだタイミングでビッグベイトでキャッチすることができました。
ヒットルアーはマングローブスタジオのビッグバンディット。
メガドッグ等のトップウォータープラグも投げましたが、少し潜らせた方が反応が良かったです。
【タックルデータ①】
ロッド:トランスセンデンス レイトブルーミングス510
リール:シマノ 15カルカッタコンクエスト200HG
ライン:アバニ キャスティングPE SMP 4号+オーシャンレコード50lb
ルアー:メガバス メガドッグ, マングローブスタジオ ビッグバンディット
【タックルデータ②】
ロッド:Gクラフト セブンセンス ミッドウォーター MWS-801-MLRF
リール:ダイワ 19セルテート3000XH
ライン:東レ シーバスPEマックスパワー 1.5号+プレミアムリーダー28lb
ルアー:メガバス x-80マグナム+1, コアマン IP-26
まとめ
水温低下が進み、ベストシーズンが過ぎた冬時期はミノー・メタルバイブをメインにしながら時合を見計らってビッグベイトを投入するのが吉です!!!