冬のボトム攻略におけるルアーセレクトのキーポイントとオススメルアーを紹介します
以前もブログで冬の釣りについて書きました。
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今回は冬の姫路エリアを攻略する上で欠かせないボトム攻略のルアーセレクトについて深掘りします。
ルアーセレクトの参考になると思いますので是非最後までご覧ください!
もちろん、冬以外のシーズンでのボトム攻略にも有効です。
ボトム攻略の基本
ボトムを釣ると言っても大きく2パターンに大別出来ると思っています。
※細分化するとキリがないので、、、
下記2点を中心にその日のパターンを探ります。
①横の動きで釣る
ボトム付近を這わすようにリトリーブして釣る方法です。
よく「ボトムドリフト」なんて表現したりしますが、それも含みます。
②縦の動きで釣る
ボトムを取ってはルアーをリフトさせる方法です。
いわゆるボトムパンピングと呼ばれるものです。
ボトム攻略のルアーセレクト
ルアーをセレクトでする上で私が意識している点をを紹介します。
ボトムからリフトスピードをどうしたいのか、フォールスピードをどうしたいのか。
下記に示す内容の組み合わせで最適なルアーをチョイスするというのが私のスタイルです。
重量
これは単純にルアーウエイトです。
ルアーウエイトが重ければ重いほど、浮き上がりづらくボトムをしっかり釣ることができますし、水深があるエリアでも対応しやすくなります。
また、ウエイトがある方がよりキビキビしたというか緩急がついたというか、そんな釣りに適しています。
私の場合、
- 6~8g
- 12~16g
- 20~22g
- 26~28g
くらいの4グループに分けてウエイトをセレクトしています。
比重
ルアーウエイトのうち、浮力がどれくらいあるか
と捉えて頂ければと思います。
同じウエイトでも比重によって浮き上がりやすさが変わります。
その点も考慮するとより攻略の幅がグッと広がります。
比重が低い(浮き上がりやすい)順に並べると
- 樹脂バイブ(中空)
- ジグヘッド+ワーム
- 樹脂バイブ(ソリッド)
- メタルバイブ
だと思っています。
落とし穴
重量と比重の組み合わせに正解はないです。
潮位や流れの強さなど、釣りをする時の状況で選択すべき組み合わせは変わってくるはずです。
重量と比重の組み合わせが多いほど、その時の状況に合わせやすくなります、
できる限り持っておくようにしましょう!
シチュエーション別オススメルアー
上述した通りその時の状況次第で選択すべきルアーは変わります。
わかりやすいように4パターンに絞って説明してみます。
実際にはキレイにセパレートはできずグラデーションのような状況がほとんどなので、あくまで一例としてです。
が、私ならこんな時にはこんなルアーチョイスするよ!というのも書いておきます。
シャロー×浮遊感強め
特にシャローのブレイクラインを釣りたい時なんかに。
各メーカーが出している15g程度のバイブレーションは軒並み使えます。
今回はあえてもう少し特殊なルアーをオススメします。
マルジン UKサッパ
より浮遊感を強くしたい時に私はマルジンのUKサッパを使用します。
スローとファストでアクションの特性が変わる面白いルアーで食わせのタイミングを意図的に作っていけるルアーです。
タックルハウス ローリングベイト77 & 77LW
コチラは超メジャーどころの鉄板ルアーですね。
どんな使い方にも幅広く対応するルアーですが、ボトム攻略にも力を発揮します。
流れが強く、普通のバイブレーションでは暴れすぎてしまう時に多用します。
ブルーブルー ジョルティーミニ8g
ワームならではの浮力や波動の柔らかさはプラスチックには出せないものがあります。
攻略の幅を広げるためにもボックスに忍ばせておくことをオススメします!
シャロー×浮遊感弱め
15g程度のメタルバイブレーションやソリッドのバイブレーションを使います。
15g程度のメタルバイブレーションは各社から出ていますので、一旦お好きなものをチョイスしていただいてよいと思います。
ソリッドバイブレーションはポジドラのクリスタルサリーが非常に使いやすいです。
ディープ×浮遊感強め
20g~24g程度の樹脂バイブやジグヘッド+ワームの組み合わせの重量アップバーションです。
実は思ったより選択肢は少ないような気がします。
エクリプス パワースライト85
ディープと言っても4~5mくらいの使用を想定しています。
ただ、そのくらいの水深での使用感はピカイチです。
水深のあるエリアや流れのはないエリアでボトムをしっかり取りたいけど、根がかり回避のためにも早く浮かせたいようなシチュエーションで非常に重宝しています。
ブルーブルー ジョルティー15g & 22g
ミドル級ウエイトのジグヘッド+ワームの組み合わせはこのゾーンに強いと感じます。
ジョルティーミニよりもワームが大きいのが良い影響を与えていて、絶妙な浮力感で使い勝手が良いです。
ブロビス モルビド
鉛ヘッド+ワームという唯一無二のバイブレーション。
ワーム特有の角が取れたような柔らかい波動が他のバイブレーションでは出せないので気に入っています。
同じくブロビスから出ているハイブリットスイマーネクストのワームとの組み合わせで、また違うアクションになるのでオススメです◎
ディープ×浮遊感弱め
各社から出ている26g前後のメタルバイブレーションがこれに当たりますが、ボトムを釣る上で特に使いやすいのは以下2つです。
ブロビス タイニードロップ
全長55mmと小粒なサイズ感で23gと非常に詰まったボディーは非常にボトムの攻略がしやすいです。
ブルーブルー トレイシー25
非常に低重心なウエイト配置で、ボトム攻略がしやすいです。
かつ、動きが他のメタルバイブより大人しいため、引き抵抗も小さめで使いやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
ボトムと言っても非常に奥深いことがわかって頂けたと思います。
繰り返しになりますが、その時の状況により最適なルアーセレクトは変化するものです。
この記事を参考にボトム攻略をして頂けると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!