ドブ川シーバスを釣るために狙うべきポイントとは何処なのか? 絶対に抑えておきたいポイントを4つ紹介します!
前回の記事(【始めてみよう】ドブ川シーバスの魅力を紹介します!)で川幅が狭くなれば、その分シーバスが口を使ってくれる範囲も狭くなる。
だからキャスト精度が重要だと書きました。
では、そのシーバスを口を使う場所とはどこなのか。
今回は狙うべきポイントについて書いていきます。
狙うべきドブ川
そもそもの河川選びの話ですね。
当然、どこのドブ川でも良いわけではありません。
狙うべきドブ川とはどんなところなのでしょう?ということですね。
ここからの話はあくまで、初めてドブ川シーバス釣る上での近道あるいはヒントという話です。
例えば私が初めての地域で釣りをするとします。そうしたら効率的にシーバスを探さなくてはなりません。
そうしたらより確率が高い方法で探していきます。
そんな感覚で見て頂ければと思います。
さて、どこのドブ川を攻めるか。それはズバリ
水深
です。
水がなければ魚は入れません。当然ですよね。
でも水が少なくても入りづらいのです。
その一番わかりやすい指標が“水深”だと考えます。
川への入口である河口の水深。
もっと言うと、川幅×水深=断面積で魚の遡上のし易さを評価しています。
この断面積が大きいほどシーバスがいっぱいいるよ!ってこと。
1つ注意したいのは干満差です。
一番潮位が下がるいわゆる干潮で評価すべきと思います。
干潮になると河口部が干上がってしまうような川はシーバスの数は決して多くないです。
雨が降った後とか一時的に釣れることはありますが、あくまで一時的。
上達していくに釣れチャレンジするのは良いと思いますが、これからドブ川シーバスを釣ってみたいという段階においてはオススメはできないですね。
ちなみに、水深を見極める手っ取り早い方法があります。
それがわかったらグッと効率が上がりますよね!
それは
“自然河川”か“都市型河川”か
です。
自然河川
原始河川とも言い、 天然のままで人為の加わらない河川を指します。
人工河川
人為的に開削され、流量が調節されている灌漑水路(かんがいすいろ)や運河などを指します。
こと、人工河川を釣り人は都市型河川と呼びます。
都市型河川
「都市型河川」とは、街中に流れる河川の通称。 主にシーバスアングラーから呼ばれることが多く、全国各地にみられる定番のポイントです。
- 秋田の雄物川
- 富山の神通川
- 神奈川の相模川
など、大河川ではシーバスが釣れることで有名です。
あくまでドブ川と呼ばれる小規模河川の場合の話です。もちろん例外はあると思いますが。
人工的に作られた川は治水目的で作られたところがほとんどで、
河口も深く、岸際も護岸されて入れいるため、自然河川に比べて断面積が大きいです。
まずはこのような人工河川=都市型河川からチャレンジすることをおススメします!
狙うべきポイント
さて、狙うべき河川を定めたら次はどこのポイントに入るかですね!
絶対に外してはいけないポイントを紹介します。
堰
一般的にシーバスが遡上できる最上流部ですね。
常に上から水が落ちてくるため水の循環も良く、エサも豊富なためシーバスの一級ポイントです。
その代わり人の競争率も高めです…^^;
堰は根がかり多発地帯なところも多いので注意が必要です。
流れ込み
水門などから水が吐き出されるポイント。
これも堰と同様に好ポイントです。
流れ込みの数が多いほど、そして流れ込みの水量が多いほど良いです!
合流点
河川同士の合流点。
広義で捉えればでかい流れ込みですよね(笑)
このようなポイントは地形の変化が生まれやすくシーバスのエサとなるベイトやそれを食べるシーバスの格好のポイントです。
流心
川の流れの速さは一定ではないです。
流れが一番早くなるところが必ず存在します。
- ストレートな河川で水深が一律なら川幅の中央部
- カーブしている河川ならカーブの外側
- 水深に変化があるなら一番深いところ
これらが一般的に流速が速くなるところです。
前述したような目立つポイントがなければ流心を探ってみてください。
ポイントの共通点
さて、ここまで4つのポイントを紹介してきました。
実は、これらにはある共通点があります。
なんだかわかりますか?
それは
“地形”と“流れ”の変化
です。
上から水が勢いよく落ちてくる堰は、堰の真下の水深が他に比べて深くなっています。
そに反転流が生じて流れの変化もあります。
流れ込みも流れ込みによって地形が掘れていて水深が深くなっています。
合流点も川同士がぶつかり流れが強まるところが生まれ、合流点の内側には底の砂や泥が堆積し浅くなっています。
流心も強いところの脇には必ず反転流ができます。
いずれも地形や流れに変化が生まれるのです。
これらの変化にシーバスが着きます。
まとめ
川幅×水深=断面積の大きい都市型河川を選ぼう!
堰・流れ込み・河川の合流点・河川の流心等、“地形”と“流れ”の変化があるところを狙おう!
です。
今回紹介したポイント以外にもシーバスが着く地形や流れの変化はあります。
是非、この“地形”と“流れ”の変化を見つけてルアーを投げてみてください!
きっといい結果が返ってきますよ!
次はタックル編を書いていきます~
最後まで読んで頂きありがとうございました!