DUELの注目ラインThe ONEは久々にビビっときた超〜推せるライン!
アジングのラインではエステルや高比重PEなど、比重が高く沈むラインが好みな私。
比重0.97のこのラインも正直あまり気にしていなかったです。
しかし、実際に使ってみたら想像以上に良いラインで、久々に感動したので紹介します。
The ONEは実力派ライン揃いのDUELが発売する新ライン
DUELのラインと言えば、低伸度ナイロンの先駆けであるX-TEXコブラ・船釣り用ハリスのド定番である船ハリス・PEの弱点である耐摩耗性を改善したSuper X-Wire・高強度/高感度で各魚種で人気のアーマードシリーズ・魚に見えないと話題の魚に見えないピンクフロロなど、実は実力派のラインを多くラインナップしている私の気に入りラインメーカーです。
そんなDUELが新たに発売したのがThe ONE アジングという文字通りアジング用のラインです。
パッケージの裏にはこんなことが書かれてます。
PF(ポリエチレンフュージョン)という新製法でPEとエステルの良い所取りをした構造となっていて、感度・強度・飛距離の全て優れた性能を持っているという、超気になるラインです!
The ONEを実際に使ってみて感じる推せるポイント
久しぶりに気になったラインだったので早速使ってみました。
「比重0.97のPEだからなぁ。超軽量リグを扱うアジングでは使いづらいんだろうなぁ」なんて思っていたのですが、想像の斜め上をいく使用感でした。
実際に使用してみてオススメできるポイントをピックアップして紹介します。
飛距離・キャストフィールが素晴らしい!
一番ビックリしたのはこの部分です。
PEラインとは違い編み込みをしていない構造となっています。編み込み構造の場合、どうしても表面に凹凸ができてしまうためキャストした時にガイドの抵抗となり音鳴りが発生します。
しかし、このラインは編み込みをしていないので表面が非常に滑らか。それによってガイドとの抵抗が小さくなり音鳴りが非常に小さいです。
加えて、同強度であればより細く仕上げられるため、キャスト時の空気抵抗がさらに下がります。表面の滑らかさと相まって上質なキャストフィールで非常に良く飛びます。
これは本当に気持ち良い素晴らしいフィーリングで、このラインで感じられる一番の恩恵かもしれません。
強度が素晴らしい
編み込みをしていない低伸度ラインの代表格はエステルラインです。
このラインも編み込みをしていないため強度がエステル並みと思いきや、エステルとの強度比で約3倍でPEと同等の強度を持っています。
エステルラインは油断するとすぐ切れてしまう繊細なラインなので、切れづらいPE同様の強度を持っているのは非常にありがたい点で、釣りをしている際のストレスは皆無です。
強度が高いので通常のエステルよりもドラグを締めることができるので、予想外の大物が掛かったとしてもなんとかキャッチすることもできます。写真は良く走る青物の筆頭であるソーダガツオ!
エリアトラウトでも赤身になるような大型を掛けても安心してファイトできます。
低比重なのに浮き上がりづらい
最後に驚いたのが、比重0.97を感じさせない水馴染みの良さがあることです。
アジングでは超軽量リグで10m以上のボトムを釣ることも珍しくなく、ボトムでの感度や操作性が重要です。
低比重のラインでは水中で立ってしまうので、ロッド操作をした時に想像以上にリグが浮き上がってしまいます。
なので私は通常アジングではエステルや、PEであれば高比重タイプのものを使用しています。
しかし、このラインは編み込み構造でないため表面が非常に滑らかな上、ラインが非常に細いので水中での抵抗が小さいです。
そのため、0.97という比重でありながらビックリするくらいボトムでの操作性が高いです。
高比重ラインじゃなくてもこんなに軽量リグでボトムを釣れることに感動しました。
是非使ってみて頂きたいライン!
久しぶりに感動するラインでした。
オススメは以下の2タイプです。
堤防・ボート:細さと強度のバランスが非常に取れた0.13号
サーフ:キャロやフロートリグでフルキャストに耐える強度を持つ0.3号
是非使ってみてください!