インナーから始める防寒対策~ドライレイヤー活用術~

防寒の基礎知識!?ドライレイヤーを着用するだけでより防寒効率が高まる!だけでなく乾燥対策もできる!

※商品リニューアルによって表記をアクティブスキン⇒ドライレイヤーに変更しました

 

朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、もう冬本番が目の前まで来ていますね。皆さんも冬支度をボチボチ進めているところではないでしょうか。

外でのアクティビティーとなると防寒対策は避けて通れません。

「防寒対策」となって必ずと言っていいほど皆さんが購入するのは「ヒートテック」などのインナーや「イージス」などのアウターではないでしょうか。

確かに暖かく、人気があるのもうなづけます。

ただ、

 

ちょっと待った!!!

 

着こなし次第ではもっと防寒効率を上げることができます。

「ヒートテック」+「イージス」で防寒対策されている方、必見です!

今回は特に皆さんが誤解しているであろう「インナー」に特化した話です。

防寒対策の基本

防寒はなんでも暖かいものを着込めば良い!

わけではなく、ちゃんと役割を理解して着こなす必要があります。

それを通称レイヤリングと呼んでいますが、

レイヤリングは大きく以下の4つに分類できると思っています。

①水分を体から離しドライな状態をキープする

②発熱させ暖かい層をつくる

③暖かい層を保持する

④暖かい層を侵略する外乱をシャットアウトする

この4つの機能が備わって効率の良い防寒になると考えています。

インナーの役割

本来のインナーの役割は上述した①であるものです。

ヒートテックは実は②に当たるもので、本来の「防寒」としてのインナーの役割とは少し異なっています。

間違ったレイヤリングをするとどういうデメリットが起こるのか。

それを以下で説明します。

間違ったインナーレイヤリングによって発生する不具合

今回は多くの方が愛用しているヒートテックを例に説明してみます。

①汗冷え

ヒートテックは発熱作用が高いので、少し運動するだけで汗をかきます。

しかし、その汗を吸収する機能はなくヒートテックは濡れた状態となりそれが体に接触します。

すると時間経過とともに汗冷えを起こし、逆に体を冷やしてしまいかねません。

運動後にビチャビチャして寒い経験をされた方も多いと思います。

②肌の乾燥

冬はただでさえ乾燥しやすい季節ですが、発熱インナーを使用してからより乾燥しやすくなった感覚はありませんか?

まずはヒートテックの原理を理解してみましょう。

ヒートテックは「吸湿発熱」という仕組みを利用しています。どういうことかと言えば人体が発する水分を吸い上げ、繊維と摩擦を発生させることで発熱させるのです。人は何もしていない状態でも毎日数百mlの水分を放出していると言われています。この水分を効率よく使用して発熱するのです。

ヒートテックはさらに効率を高めるために化学繊維レーヨンを使用しています。

この素材がとても水分吸収の面で優れているのですが、この特性がデメリットにも繋がっています。

レーヨンは汗を吸収するほどの吸湿力を持ち合わせていないため、運動後の汗冷えを引き起こしやすくなります。また、あまりに効率的に水分を吸収してしまうために乾燥肌の原因となり、肌荒れや湿疹などを引き起こす可能性があるのです。

直接肌に触れることで必要以上に水分を奪ってしまうんですね。

私も乾燥肌なので、それが辛く使用をやめるほどでした。

オススメのインナー

いろいろと調べて見つけたインナーがファイントラックのドライレイヤーです。

これがまさに防寒としてのインナーの役割をしてくれるものです!

以下はメーカーから引用。

2004年、ファイントラックは世界初の発想で濡れに対応する製品を発表しました。それは、通常いちばん外側のアウターシェルに施す撥水加工を、肌にいちばん近いウエアに施すというもの。これによって、かいた汗は瞬時に肌から離れ、「汗冷え」を感じることが劇的に減りました。いまや、ドライレイヤー®は登山レイヤリングの常識を変えてしまっています。たった一枚、ドライレイヤー®を着足すだけ。それだけで「汗冷え」の不快感とリスクを軽減し、山での安全性を高めることができます。

行動中に雨に降られてしまうことは多々あります。レインウエアを着ていても、 行動中は汗や、襟元、袖口から浸入した雨で、 じっとりウエアは濡れます。 ドライレイヤー®は濡れてしまったウエアの水分を肌から遠ざけられ、濡れ冷えを抑えて体温維持に貢献し、低体温症などの危機的状況の回避とサポートします。

 

メーカーのHPによると、熱伝達力が水は空気の25倍高いそうです。だから肌をドライに保つということは大切なんですね。

①にドライレイヤー、②にヒートテックと組み合わせれば、体をドライな状態になるよう水分を肌から離し、その水分で発熱し、それでいて体が発する水分のみで余計に吸収されることはないので乾燥対策にもなる。鬼に金棒というわけです。

是非、この冬にお試しください!

上下、ソックスまでラインナップされています!