カヤックフィッシングに必須な安全装備3点セット

カヤックフィッシングを始めるのに最低限必要なアイテムを紹介します

念願のカヤックを購入した!さぁすぐ沖に出て釣りしよう!

・・・と思っても、カヤック本体だけ買えばすぐ釣りができる訳ではありません。

他にも揃えなければならない装備がたくさんあります。

挙げればキリがないですが、初めてカヤックフィッシングをするにあたって最低限揃える必要があるものを紹介します。

全て安全に関わるものをピックアップしました。選び方のポイントも記載していますので参考にしてください!

ライフジャケット

まず始めはライフジャケットの着用です。

遊漁船など、オフショアの釣りでは必ず身に着けることがルール化されていますが、カヤックにおいても同様です。

カヤックは船体が小さく安定性の面でも転覆のリスクは大きくなりますので、より重要性が増します。

加えて、カヤックフィッシングの場合は万一落水した際に水上で自力でカヤックに再乗艇する必要がありますので、転覆後の再乗艇も考慮する必要があります。

選び方のポイント

ライフジャケットを選ぶ上でのポイントを2点紹介します。

浮力体の入った固定式を選ぶ

カヤックフィッシングでは膨張式よりも固定式が好ましいと考えます。

その理由としては、水辺に近く濡れることは頻繁に起こるため、膨張式だと誤動作してしまう可能性があります。

もちろん、誤動作してしまうとボンベを交換する費用や手間も増えます。濡れても誤動作せず、メンテナンス性に優れる固定式がオススメです。

ポケットの少ない薄型タイプを選ぶ

ウェーディングで使用するライフジャケットは、収納力を上げるためにポケットがたくさんついているものが多いです。

非常に便利な機能ですが、カヤックにおいてはそれが裏目に出ることがあります。

それは万一落水した際の再乗艇です。

特に胸ポケットが大きいと、再乗艇の際にポケットが引っかかってしまい、再乗艇がしづらくなってしまいます。

なので、収納力は犠牲にしてでも極力薄いタイプの方が好ましいと考えます。

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私は磯用で使用しているラグゼ スペクトラ ロックトレックを流用しています。

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胸ポケットの薄さからパドリングや釣りの動作においてストレスはありません。

一方で、座った状態で使用することは考慮されていないので、丈が長くジャケットが持ち上がって襟元が首に突っかかるのと、背中の厚みがあるので背にもたれた時に腰に負担が掛かるというデメリットを感じています。

カヤック用に開発されたバイファールのオルノスハイバックが欲しくなってます。笑

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安全旗=フラッグ

カヤックとは言え船であることに変わりありません。

カヤックの機動力を考慮しても漁船や観光船・タンカー等の大型船と同じエリアを走行することは多々あります。つまり、同じ海域で他の船と共存しなければならないです。

その点において大切なことは相手に自分の存在に気付いてもらうということです。カヤックは他の船よりも小さいですから船体だけでなく安全旗を設置して存在を知らせるのです。

安全旗の設置はカヤックフィッシングのルールとなっていますので必ず設置しましょう。

選び方のポイント

極力目立つものが良く、視認性が良いのはオレンジが理想です。実際に、私がカヤックフィッシングをしていて遠くまで一番目立つのはオレンジと感じます。

サイズもできるだけ大きいものを選ぶようにしましょう。

エピソードとして経験談をお伝えします。

私は最初小さめのイエローのフラッグの設置していました。

ただ、海上では見えづらかったようで、近くを通った漁船の方が「見づらい」ということを忠告してくれました。

私は十分目立っていると思っていたのですが、海上で他の人が見ると見えづらかったようです。

事故が起こる前に忠告頂けたのは非常に有難いことで、それをキッカケにフラッグを変更しました。

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バイファールのオリジナルフラッグを愛用しています。

 

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耐候性の高く軽量なターポリン素材のオレンジ色の大型フラッグ、プリントには反射性の高いリフレクターインクを使用していて、使い易さと目立ち易さを両立したフラッグとなっています。

予備パドル

上述したライフジャケットと安全旗についてはカヤックフィッシングのルールとして記載されていることが多く、知っている方も多いかもしれません。

次に紹介する予備パドルは、ルールとしては定められていないですが、非常に重要なアイテムなので紹介します。

カヤックで使用するパドルで主要なのはカーボン製&樹脂製であるため、仕様に伴い折れてしまうことがあります。(まだ私はその経験はありませんが、経験談は複数お聞きしています)

もし、沖で折れてしまったら最悪の場合漂流してしまいます。なので、カヤックではメインで使用するパドルとは別に予備パドルをカヤックに乗せておくのが安心です。

足漕ぎ式だとしても、足漕ぎユニットが破損するケースもありますので、どのタイプのカヤックにも備えておくことが好ましいです。

選び方のポイント

予備パドルは破損してはならないのと、通常使用しないのでコンパクトに収納できるものが好ましいです。

シャフト部が金属(アルミ)製のもの、収納性を向上させるために2ピースや4ピースのものを選びましょう。

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スウィングスターのソニックベーシックを愛用しています。

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アルミシャフトの2ピース構造で予備パドルに最適なスペックで、価格も手頃なのが嬉しいパドルです。

安全装備は万端にしてカヤックフィッシングを楽しもう!

カヤックでの釣りはフィールドも広がりメリットも多いですが、安全面でのリスクも大きくなります。

無事に帰ることができなければせっかくのカヤックフィッシングも台無しになってしまいます。

今回紹介した安全装備はもちろん、天気予報などで気象状況は入念に確認し、決して無理のない釣行を心がけましょう!