自転車に!釣具に!日用品に!ベルハンマーは全性能をアップしてくれる高性能潤滑剤
私の仕事柄、機械設備のメンテナンスをすることも多いです。
そんな時、職場で良く使用しているのが“ベルハンマー”
無負荷状態での潤滑性能は言うまでも無いですが、ベルハンマーの最大の特徴は負荷を掛けた状態でも潤滑性能が極めて高いことです。
大きな圧力を掛けたり、頻繁に摺動や回転を繰り返す機械設備を扱う上では欠かすことができないくらい大活躍してくれているのですが、これって自分の趣味にも大いに活躍してくれんじゃね?ってことでいろいろ試してみました。
私が試した中でオススメの使い方を紹介します!
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①自転車のメンテナンスに
使用箇所はチェーンやスプロケットです。
チェーンとかってオイル変えたらそんな変わんの?
多くの人がそう思ってるかもしれませんが、変わります。
プレート・ローラ・ブッシュ・ピンという部品から構成されるため、ギアに沿って動くため摩擦が発生します。なんならプレート同士も摩擦します。ギアとの噛み合う時も摩擦が発生します。
潤滑がされておらずチェーンがギシギシだと無駄な負荷が生じて漕ぐ力がより必要になります。
そこでこのベルハンマー。ペダルを強く踏み込めばギアやチェーンに掛かる力も大きくなります。そこでこのベルハンマーの極圧潤滑性能が活きてきます。
自分は良くあるロードバイク専用のメンテナンスオイルも使用しておりましたが、潤滑性能はもちろん耐久性の面でもベルハンマーの方が優れているのでロードバイクも通勤用のフォールディングバイクも全てベルハンマーに変えました!笑
②リールのメンテナンスに
【スピニングリールの場合】
ベルハンマーの性能を活かしやすいのはスピニングリールです。ラインローラー・ハンドルノブ・スプール軸・メインギア軸・ピニオンギア軸。
特にオススメはスプール軸とメインギア軸・ピニオンギア軸。
スプール軸はドラグ性能に直結します。特に負荷がかかった時の潤滑性能が高いということは・・・おわかりですね。
メインギア軸はハンドルの根元の部分ですね。ここもリトリーブ性能に大きく影響するのでオススメです。
ピニオンギア軸はリールをバラさないといけないので、自己責任で。こちらもリトリーブ性能改善できます。
実は自分の場合、メインギアやピニオンギアもグリスからオイルに変更して試しています。
グリスが担う焼き付き防止性能や防錆性能をベルハンマーはオイルながら満たしてると思ったからです。
オイル化することのメリットは粘度低減によるリトリーブの軽さを得ることができることです。
今のところ問題は全くありませんが、こちらも自己責任でお願いします(笑)
ステラがさらに進化しました。
【ベイトリールの場合】
こちらはちょっと特殊です。
ハンドルノブは共通、メインギア・ピニオンギアはスピニング同様自己責任で(笑)
1番の悩み所はスプール軸です。
スピニングの場合のスプール軸はドラグ性能に影響しますが、ベイトの場合、スプールの回転性能=飛距離に影響します。
実はこのベルハンマー、粘度は高めです。ですので、よくあるかっ飛び系の低粘度オイルとは違うので、ただ単純に飛距離を求めるだけであれば使用しない方が良いです。
ただ、個人的にこの粘度の高さを活かした使い方ができるパターンが1つあります。
それはビッグベイト等大型ルアーを使用する場合です。
大きく重いルアーは初動の負荷が大きいためベルハンマーの性能を活かすことができ、焼き付き防止によるベアリング寿命の向上に効果が期待できます。そもそもルアーが重いので、飛距離低下は全然感じません。
もう1つ!これは自分も驚きましたが、キャスト時のルアー軌道が安定することです。ジョイクロを筆頭に大型ルアーは軌道を乱すと回転しやすく、飛距離が伸びなかったりピンポイントキャスト時の精度に欠けたりします。
このベルハンマーの絶妙な粘度がルアーの軌道を安定させてくれるのでルアーの回転がしづらく、思い通りにキャストすることができます。
これは試して頂きたいですね。
③サビ取りに
浸透性能と潤滑性能の高さがこんな所にも活かせます。
潮風にやられて固着したハサミやペンチもコイツを塗布して動かしてるとサビが浮いてきて普通に使えるようになります。自分は何度も助けてもらってます(笑)
固着して諦めていたアイテムに試してみてください!
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ゴールドタイプやグリスも試してみようと思いますので、そちらはまたいつか更新しますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!