各メタルバイブレーションの特徴を正しく理解して釣りの幅を広げてみませんか?
たくさん市場に出回っていて使用頻度が高いルアーであるメタルバイブレーション。
ただ、違いが良くわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は
- ブロビス タイニードロップニンブル15g
- 邪道 冷音14g
- 二コデザイン ニコバイブ15g
こちらの3種類のメタルバイブの特徴と使い分けについて紹介します。
この3種類があればメタルバイブレーションでの釣りの幅がグッと広がること間違いなしですので、是非最後まで読んでください!
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メタルバイブレーションとは
金属(鉄・ステンレス・チタン等)でできたバイブレーションの総称です。
板形状をしていることから鉄板バイブレーションという別名もあります。
金属製であり比重が高い事から
- 良く飛ぶ
- 速く沈む
- 強波動で集魚力が高い
などの特徴があります。
広範囲に探りたい時や、深いエリアを狙いたい時などに良く使用します。
ボディ内部に空気層を持たない構造なので、ボトム付近を狙う釣りにも適しています。
強風などの外乱の影響を受けやすい状況でも安定して使用することができるのもメタルバイブレーションの強みと言えるでしょう。
各メーカー、材質や形状などを熟慮して独自の強みを持たせた製品を発売しています。
各メタルバイブレーションの特徴と使い分け
メタルバイブレーションの全般の特徴としては上述した通りです。
同じメタルバイブレーションでも各メーカー特徴を持たせています。
この3種類を押さえておけば間違いない!というメタルバイブレーションの特徴と使い分けについて書いていきます。
ブロビス タイニードロップニンブル15g
特徴
ヘッド~腹までウエイトが入っており、低重心で非常に安定した構造となっています。
巻いて釣るも良し、ロッドアクションを入れても良しの万能型です。
引き抵抗も軽めで使い心地も◎
複数のアイポジションを使うことで様々なシチュエーションに対応できます。
使用シチュエーション
万能型でなんでも使いやすいので迷ったらコレ。
特に安定性が非常に良いので、トラブルレスで使いたい状況ではコレをチョイスします。
邪道 冷音14g
特徴
テール部分の形状が特徴のバイブレーションで、受けた抵抗をテールで逃がしやすい構造となっています。
もちろん通常のただ巻きでも使えるのですが、このルアーが活きるのはロッドやリールで意図的にアクションを入れていく釣りです。
アクションを入れた時にふらつき易く他のメタルバイブでは出せないようなアクションを出せること、そしてそのようなアクションを入れてもトラブルが少ないのが特徴です。
使用シチュエーション
ただ巻きや通常のリフト&フォールなどでは口を使わないシビアな状況で、意図的にイレギュラーアクションを入れて反射的に食わせたいような状況で使用します。
非常にマニュアル感が強く、釣った感が高いのも良いところ(笑)
私の場合、前側のアイを使用することが多く、アクションはロッドではなくリールを1~2回転素早く巻く釣り方が好きです。
二コデザイン ニコバイブ15g
特徴
非常にコンパクトな構造となっています。
ボディが小さいため非常に振幅が小さく振動数も多いのが特徴。
さらにこのルアーの特筆すべき点として、根がかりの少なさがあります。
ヘッドに集中したウエイトと、レスポンスの良い小さいボディ形状の産物?と思っています。
倒木エリアなど、フックが刺さってしまうようなエリアではさすがにダメですが、
ロックエリアの駆け上がりなどでは圧倒的に回避能力が高いです。
使用シチュエーション
このルアーの特徴を活かして、他のメタルバイブレーションでは恐れて投げられないエリアなど、果敢にボトムを攻めたい時に使用します。
前述した通りフックが刺さってしまうようなエリアでは厳しいのと、あくまでメタルバイブレーションなのでボトムをズル引きできるわけではありません。
ボトムを取ったらしっかりリフトするというメタルバイブレーションの基本は忠実に実施してください。
まとめ
いかがでしたか?
同じように見えるメタルバイブレーションでも使ってみると結構使い心地に違いがあって、より使いやすいシチュエーションが存在します。
今回は押さえておきたい3種類を紹介させて頂きましたが、他にも面白いメタルバイブレーションはありますので、そちらは追って紹介したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!