8本撚りで実売2000円以下⁉︎シマノさん本気出し過ぎですよ…。
12本編みのPEラインが出だした時代、各メーカーがより多くの編み数を求めて技術競争をする一方で、既存の8本編みの完成度を極限まで高めて来た製品がありました。
それがシマノから販売されている‘ピットブル8’
このラインの購入を考えている方の中にはPEラインが初めてという方もいるかもしれません。
PEラインの選び方で重要な撚り数に関しても説明します。
撚り数による特徴
4本撚り
- 製造コストが低く、安く手に入る
- 原糸1本あたりの太さが太いので、根ズレに強い(?)
8本撚り
- 表面が滑らかになり、糸鳴り低減および飛距離向上
- 水中抵抗減による糸捌き感の向上
- 直線強度の向上
- 製造コストが高く、値段が高い
根ズレに強いというのも無キズの時の話であって、キズが入ったら撚り数が少ない分、強度低下率は高く、結局8本編みの方が安定しているというのが経験というか持論です。そもそもPEは根ズレに弱いので、あまり気にしてません。
ということで、価格面を除き性能は確実に8本撚りの方が上です。
そんな唯一の欠点であった価格面を克服したラインがピットブル8!という感じです。
実際に使用してみて
耐久性
ラインの耐久性PEラインの多くは着色してますが、使用すれば毛羽立ちや色落ちしてしまうというのが常。
ただ、ピットブル8に関しては色落ちが遅く、毛羽立ちも少ないです。耐久性も高め!
ちなみに、10釣行(3h/釣行)終えての具合はこんな感じ。
ラインのコシ
もう一つ、使用感に大きな影響を及ぼすのがラインのコシ。ピットブル8は適度なコシがあり使いやすいです。まぁ、これに関しては好みの範疇ですので、どのくらいのコシなのか私の感覚ベースで記しておきます。
R18完全シーバス< G-soulアップグレード x-8≒ピットブル8<パワープロ<スーパーファイヤーライン
こんな感じです。参考にしてください。
まぁコシに関しては好みがあるとして、こんなラインが今までの4本編みと同価格帯で買えるとなれば、、、
まとめ
8本撚りで実売2000円以下はPEラインの新たな境地に踏み入れてきた感じがあります。
シマノさん、とうとうラインにまで本気出してきちゃったな…。
しばらくこれ使います。
ここまで気にいると、今までの8本編みの価格帯で買えるピットブル12も気になってしまう…。笑
とにかく、コスパ抜群のPEラインと思いますので一度使ってみてください!