プレジールアンサーシリーズ最強。短くて強いが新たな攻略を可能とする。
ゼナックのロッド大好き人間の私。プレジールアンサーシリーズは3本所有しています。
このPA90ジョーブレイカーはそのうちの1本で、パワータイプのスピニングロッドです。
プレジールアンサー 89,プレジールアンサーB80ソップモッドに続いて私が愛用しているこのロッドについて、特に89モデルとの比較を交えて紹介します。
PA90 ジョ-ブレイカーの特長
〜以下はHPより抜粋〜
1オンス以上のルアーを軸にランカーゲームを組み立てるためのアンサーシリーズ最強のパワーロッドが登場。強さに加え、強風下でもしっかりとふり抜けるシャープさもバランス良くプラスした。
ロッドパワーが必要となる潮通しの良いポイントや河川の流心に潜むランカーを引きずり出せるハイパワーバットセクション。安心してやり取りできるバットパワーはアングラーにもファイトにも余裕を生み出す。
エラ洗いや魚の方向転換に追従するティップ&ベリーセクションは、パワーの吸収と反発のバランスがとれたブランク。バレることが多い50~60㎝クラスのランディングも、このクラスのロッドにしては高捕獲率。
ルアー操作・キャスト性能においてはRGガイドシステムと相まって安定した動作を続けることが出来る。過酷な海外フィールドでのテストも実施したプレジールアンサーのストロングモデル。
ルアーウエイトは〜50gとスペック上でも最強なので、やはり89と比べると硬さを感じます。既にRGガイドに慣れてしまっているせいか、89の時ほどの感動はありません。(というか89のキャストフィールがヤバすぎ)
表記通り10g〜からキャストは可能ですが、〜26gまではキャストフィール・操作性共に89に軍配。
やっぱりこのロッドの真骨頂はメーカーの説明通り28g〜のルアーやキャスト時の抵抗が大きいルアーを扱う時だと思います。
89に比べてティップまでハリがあるので、ボトム感知能力とリフトアップのレスポンスが良いです。
ボトムパターンに非常に使いやすいです。
PA90 ジョーブレイカーがハマるシチュエーション
正直、姫路界隈でただ単にシーバスをやるだけだと役不足感は否めません。
しかし、そんな中でもこのロッドがハマる使い方があります。
私が特に魅力を感じるのは下記の通り。
①14cmクラスのミノーをジャーキングするなど、リアクションでシーバスを狙う釣り
パワーがあるおかげで、私が良く使うブローウィン140Sのジャーキングメソッドや、メタルバイブのボトムドリフトに抜群の操作性です。
これは89より遥かにやり易いです。
②ビッグルアーをトラブルレスで使用したい
〜50gまで扱えるスペックは、「今日ビッグベイトかぁ」なんていう時にも対応できます。
ウェイキーブー 48g・ボルデ 148・グランソルジャー190F等はなんの躊躇も無くフルキャスト可能。ジョイクロだって扱えます。
また、マイワシパターンでお馴染みセットアッパー125S-DRにも抜群の使い心地!
ベイトタックルだと扱いに不安があるって人にもスピニングなら◎
あまり本数を持ち歩けないシーバスにおいて、1本で幅広く使えるスペックはありがたいです。
③突然の青物ナブラへの対応
潮通しの良い堤防でシーバスを狙っていると突如現れる青物のナブラ。もちろんナブラが立たなくても釣れることもよくあります。
そんな時、青物への対応力も持ち合わせています。
遠くで起こったナブラでも飛びキングをフルキャストできるので、誰よりも遠くを狙い撃てます。シーバスロッドで、です!
④ビッグベイト
ジョイクロなど2ozクラスのビッグベイトを使用するのって一般的にベイトタックルが多用されますが、スピニングだからやりやすいこともあります。
スピニングの場合ラインスラッグを活かした操作がやりやすいのが強みです。
流れの中を漂わせたり、ロッドアクション後の抜け感だったり、スピニングの方が良い場面もあります。
PA90ジョーブレイカーなら2ozクラスのビッグベイトも問題なく使用できますので重宝します。
まとめ
上記のような状況に当てはまるならPA90はオススメです。
逆に、それよりもライト側なら断然PA89ですね。
これはとても幅の広がる1本でした。