冬の車中泊も怖く無い!ホームセンター購入可能品で快適環境をDIY
車中泊の悩みである睡眠の質。特に寒さや日差しは大敵だ。
- 寒くて寝れなかった。
- 眩しくて寝れなかった
そんな経験をした人も多いと思う。
今回は、
できるだけや安く!でもしっかり効果は得られる!
という欲張りな方も納得なスタイロフォームを活用した断熱・遮光ボードの作り方や、実際に使ってみた感想をまとめてみました!
釣り好きの大好物の1つである“遠征”
遠征に行くとなれば当然複数日でスケジュール立てる。費用だって釣具はもちろん、食費・交通費・宿泊費・釣具費w・その他雑費と結構費用がかかるもんだ。
さらに、行き先によっては宿の場所と釣り場の場所がマッチしないなんて場合もある。
そんなことから、私は遠征(宿泊を伴う釣行)に行く場合はいつも好んで車中泊をするんですが
理由は宿泊費の削減、宿泊場所の自由度向上、そして勝手な充実感w
ただ、車中泊に当然デメリットもある。まぁたくさんあるよねw
特に、気になるのが“睡眠の質”ではないだろうか
睡眠の質と言っても様々だ。
- 床の硬さ
- 騒音
- 車内温度
- 外部から差し込む光
- etc…。
床の硬さに関して、自分はシートをフラットにして寝るため硬さは気にならない。
以前の車はラゲッジ部をフラットにして寝てたため床が硬く体が痛くなってた。
そんな人にはキャンプ等で使用する銀シートがコスパが良い。
騒音が気になる人は耳栓!笑
車内温度。特に、冬の冷え込みは辛い。寒くて寝れないは冬の車中泊経験者は誰もが感じたことだろう。
そして、車内に差し込む光。皆あまり気にしてないだろうけど、結構この光って睡眠に大きく影響します。無意識のうちに脳に刺激を与えるんですね。
今回はこの“温度”と“光”に焦点を当てた快適グッズをDIYしたので紹介します。
その名も断熱遮光ボード“快適くん”←
家の断熱材としても使われるスタイロフォームを型取りして窓にはめ込む。そうすることで断熱性と遮光性が格段にアップします。
冬 : 外に逃げ出す熱の52%
夏 : 外から入り込む熱の74%
何の数字かというと、それぞれ窓から出入りする熱の割合です。
多くが窓が経路となっていることがわかります。
元々、建築系メーカーでこの辺の計算してた私が言うので間違いありません!
なので、窓に対策を施すのはとても効果的なのです。
改めて、今回の作製する断熱遮光ボード。ホームセンターで売ってるもので安く、そして効果があります。
購入品は以下
①スタイロフォーム 1820mm×910mm×20mm 約1000円/枚
②プラスチックダンボール 1820mm×910mm×2mm 約250円/枚
③アルミテープ 1200円/巻
④強力両面テープ 350円/巻
私の車はパジェロで窓面積が大きいためスタイロフォーム3枚、プラダン6枚で結局7000円くらい掛かりましたが、軽やワゴンであればスタイロフォーム2枚、プラダン4枚で足りると思うので5000円くらいで作製可能です。(市販の断熱シートみたいの買うと効果薄そうなのに20000円とかするからそれでも安いけど)
手順は以下の通りです。あくまで素人レベルなので参考程度にしてください…。
1. 型を取る
私の場合は透明のゴミ袋に霧吹きして窓に貼り付け、マッキーでなぞって型取りしてます。正直精度悪いです!笑
2. スタイロフォームを切り取る
型取りしたゴミ袋をスタイロフォームに貼り付けしてカッターで切断します。20mmであればカッターで切断可能でした。が、こちらも精度は良くないです!笑
型取りしたらこんな感じ↓
2までの作業が時間も労力もかかり大変な部分です。
3.エッジにアルミテープを貼る
アルミテープを貼る目的はエッジ部の防滴等耐久性アップと、両面テープ貼り付け代の確保です。
4. プラダンを切り取る
プラダンの目的は防滴等耐久性向上と意匠性向上です。
スタイロフォーム同様に型取りと切り取りをします。2mmのプラダンであればハサミでも切断可能です。
5.両面テープを貼り付ける
エッジ部にプラダンを貼り付けるための両面テープを貼り付けます。正直両面テープで強度足りるか不安でしたが、強力タイプであればバチバチに貼り付けできました。
※写真は一部両面テープありませんが、最終的にちゃんとエッジ部全て貼り付けてます
6.プラダンを貼り付ける
室内側室外側両方実施したら完成です!
実際にはめ込んでみたのが↓
室外側は車のカラーに合わせてブラックで統一
室内側は照明を反射して明るくなるようグレーに統一しました。
全ての窓に実施しています。
私の場合は本当にはめ込んでいるだけ。
素人仕事で細部は粗いですが、それでも効果は抜群です。
寒かったら嫌なので実践初日はいつも通り防寒着着込んで寝たのですが、逆に暑くて脱いだくらいです。
エンジン切る前に暖房されて暖かい状態にしておけば夜の間はかなり維持できます。
光も入ってこず、とても快適な睡眠環境になりました。
光が入ってこないので、道の駅やサービスエリアで少し仮眠するときにも効果抜群です。
※場所によっては仮眠NGのところもあるかもしれませんので、実施は自己責任でお願いします。
安くて効果が高いスタイロフォームを使用した断熱・遮光ボード。
車中泊に悩んでる方は是非試してみてください。