マニアの憧れのターゲット!? タイリクスズキを瀬戸内海で狙ってみた!釣れるタイミングとは?
タイリクスズキをご存じですか?
一般的にシーバスと言えば、マルスズキを指します。
おそらくシーバスフィッシングをしている方の大多数がマルスズキを狙っていると思います。
私の場合、ヒラスズキは大好きなターゲットなので狙うことはありますが、恥ずかしながらタイリクスズキを意識して釣りをしていませんでした。
でも、あることをきっかけに意識してタイリクスズキを狙うようになってから傾向が見えてきました。
この記事ではタイリクスズキの見分け方からタイリクスズキが良く釣れるタイミングまで書きます!
タイリクスズキとは?
日本国内に生息しているのはマルスズキ・ヒラスズキ・そしてタイリクスズキの3種。
タイリクスズキの基本情報は以下の通りです。
タイリクスズキ
別名:ホシスズキ
その名の通り、体側に黒い斑点があることが特徴。
元々は中国大陸や朝鮮半島が原産国ですが、日本には房総半島から宇和海までの太平洋沿岸、日本海側の丹後地方沿岸、そして私が住む瀬戸内海にも生息しているとされています。
タイリクスズキの見分け方
一番わかりやすいのは体側や背ビレにある黒い斑点です。
ただ、マルスズキとタイリクスズキのハイブリッドや、マルスズキでも黒い斑点がある個体がいるのでこれだけではタイリクスズキと言える決定打にはなりません。
もう一つ、特徴として“小顔”であることが挙げられます。
エラから口先までが詰まったような顔つきになっていて、面長なマルスズキと比較すると明らかに違和感があります。
見た目ではないですが、アタリの出方(ルアーへのアタックの仕方)や、引き方もマルとは明らかに異なるように感じました。
タイリクスズキが釣れるタイミングとは?
タイリクスズキを意識して釣るようになってから、タイリクスズキやタイリク&マルのハイブリッド(と思われる)が釣れるタイミングには傾向があることが見えてきました。
どんなタイミングなのか。狙う際の参考にしてみてください!
潮回り
一般的に潮が良く動く=釣れる みたいな風潮がありますし、大潮や大潮後の中潮等が良いとされてます。
実際にそういう潮回りを狙って釣りをされる方も多いと思います。
でも、
タイリク系は潮回りが良くない時に良く釣れます
実際、私が釣ったのは長潮、小潮、若潮後の中潮です。
しかも、
潮止まり付近のタイミング
なんかマルスズキの常識からすると少し受け入れ難い感じもしますが、
逆にこれこそが多くの人がタイリクスズキが珍しいと思う理由の一つである気がします。
潮位
続いて潮位ですが、これはマルスズキ同様ポイント次第だと思います。
潮止まり付近で釣れると上述しましたが、満潮・干潮どちらでも釣れました。
大事なことは、
タイリクスズキが着くストラクチャーのギリギリを通せる潮位
であることです。
私はマルでもかなり意識して潮位やルアーのレンジを選んでますが、タイリクの場合はさらにシビアな気がします。
そのポイント毎に最適な潮位は異なるはずですので、そんなことを意識してポイントに入るタイミングを探ってみると良いと思います。
カラー
絶対的な条件ではないですが、
過度なアピールカラー
が効くことが多いように感じます。
こんなピンクとか
こんなチャートとか
タイリクスズキはマルスズキより威嚇的な性格みたいなので、こういうカラーがタイリクスズキを刺激するんだと思ってます(笑)
まとめ
タイリクスズキは実は狙って釣れることがわかってきました。
おそらく多くの方が意識していないだけで、意識するだけで状況がガラッと変わる気がします。
タイリクスズキの常識はマルスズキの非常識
そんなことを意識すると案外簡単にタイリクスズキに出会えるかもしれません!
私がタイリクスズキを意識するきかっけになったと言っても過言ではない!
それがこのシーバスライフの2020春号です。
様々なシチュエーションでのタイリクスズキを特集していますのでとても勉強になりました。
これからも探求していきたい魚。それがタイリクスズキ。
なんかどっぷり魅了されてます(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました!